海軍がなくなり、海上自衛隊ができた軌跡。聞いたことのあるエピソードが多いが、人間に着目して、彼らが海軍に入る前の時点から書かれているので、なぜそうなったのかがわかりやすい。
海軍旗があまりにデザイン的にできが良すぎて、自衛隊用に新しく描いてもらっても同じデザインだった、というところがおもしろい。朝鮮戦争の掃海に行った人々は吉田茂よりも給料もらっていたことも。
ただ、次々違う人物に飛ぶ書き方のせいかもしれないが、知らない世代が読むには懐古感が強すぎる気がする。
海軍がなくなり、海上自衛隊ができた軌跡。聞いたことのあるエピソードが多いが、人間に着目して、彼らが海軍に入る前の時点から書かれているので、なぜそうなったのかがわかりやすい。
海軍旗があまりにデザイン的にできが良すぎて、自衛隊用に新しく描いてもらっても同じデザインだった、というところがおもしろい。朝鮮戦争の掃海に行った人々は吉田茂よりも給料もらっていたことも。
ただ、次々違う人物に飛ぶ書き方のせいかもしれないが、知らない世代が読むには懐古感が強すぎる気がする。
知っているつもりでいた東南アジア諸国との関係が、より良く見えるような本。岸首相が、安保改定交渉のためアメリカに行く前に、地位固めとして東南アジアとの関係を進めた辺りが、東南アジア側の事情も肉付けされていてよくわかる。