割と年の人のはずなのに、おもしろくて親近感がわく。あとがきを見ると、苦労してわかりやすい書き方にたどり着いたようだが、好奇心が旺盛な人だからかも。
魚やシマウマの縞模様の話なのに、チューリングの理論が出てくる。そういう違う切り口を素直に掘っていくとお宝がある、というのは、いい話だと思う。
割と年の人のはずなのに、おもしろくて親近感がわく。あとがきを見ると、苦労してわかりやすい書き方にたどり着いたようだが、好奇心が旺盛な人だからかも。
魚やシマウマの縞模様の話なのに、チューリングの理論が出てくる。そういう違う切り口を素直に掘っていくとお宝がある、というのは、いい話だと思う。
よくある政治経済面だけでなく、社会・文化面も含めてヨーロッパの戦後をたどる本。著者がイギリス人なので、イギリスに関する視点が一番鋭いように思うが、わりと過不足なく南北東西含めたヨーロッパについて、オーソドックスな見方で一貫している。Brexit騒動の中で読んで良かった。