潜行三千里

辻政信氏本人の作を復刻した本。
1945年からの中国や東南アジアの様子、国民党の内情が興味深い。
本人作なので、本人への評価とは直結しないが、敗戦理由として先に挙げているのが他人のせい、で、自省ではないのが物語っている感じはする。

潜行三千里 完全版

The Room Where It Happened: A White House Memoir

ボルトン補佐官の回顧録。
重要な外交課題ごと、時系列に起きたことを書いてくれていて、断片的に見聞きしたニュースがつながっていく感覚。
とても新しい暴露ネタが書いてあるというよりは、そういうギャップ埋めの本として役立つ。
本当にこんな感じで進んでいるんだろうなという意思決定過程も参考になる。

The Room Where It Happened: A White House Memoir