幽霊たち

久々にアメリカ小説を訳本で。
サリンジャーのナイフの上を歩くような感覚とは違う、でもとてもアメリカンな気分になる本。
苦悩や不安はガラスの向こうにあって眺めているような、軽やかな文章で、話よりそういうリズムを楽しむものかなと思う。

幽霊たち (新潮文庫)