同じく「エンタテインメントの作り方」(が正しいタイトル)の作者の本。
化学式や昔の小説の引用など、読み飛ばしてしまう部分が多く、好きとは言えないが、エンタメであることを強く意識して書いている作者だけあって、いいスピードで最後までおもしろく読める。
同じく「エンタテインメントの作り方」(が正しいタイトル)の作者の本。
化学式や昔の小説の引用など、読み飛ばしてしまう部分が多く、好きとは言えないが、エンタメであることを強く意識して書いている作者だけあって、いいスピードで最後までおもしろく読める。
「エンターテイメントの作り方」本の作者の小説を読んでみた。
ホラーのストーリーと、生命保険の知識と、犯罪心理学的なものをうまく組み合わせてあるためか、心底震撼するホラーを読んだ後のような重暗さは残らない。「エンターテイメント・・」にも、最後はハッピーエンドが好まれるということが書いてあり、こういう形で重さを取ることもできるんだという気がした。
書いた作家の小説は読んだことがないが、地に足のついた入門書で楽しく読めた。小説家といっても個人事業主で、無駄な気負いや迷いは必要ないということを強調してくれている。