毛嫌いせず数字を使おうというメッセージは良く伝わる、わかりやすい話。数字・数学嫌いの人は中高の数学の先生に始まると正しく書いてあるが、だったらこのくらいわかりやすい数学や経済学の本を書いてくれればいいのにと思う。
マスカレード・ナイト
たまたま入手したが、シリーズ物の3つ目らしい。そのせいか、登場人物の書き込みが少なく、ストーリーはわかるが人物像はつかみにくい。シリーズで読んでいれば印象は違うのかも。警察の行動に現実味が感じられないが、そのくらいのエンタメ感覚が、この作家が受ける理由なのかもしれない。
