読み始めは、わざわざ対戦の実況形式にするとは子供だましなんだろうか、と思うが、毒や気体や爆薬など、対戦者を紹介する形で平易にポイントを教えてくれる。読み終わる頃には、しったか先生の解説を他の物質についても聞きたくなっている不思議な本。
創作の極意と掟
筒井康隆氏が何を教えてくれるのか、気軽に読み始めると、小説を書くことに向けている膨大な関心とエネルギーに気圧され、難しい仕事なんだなと思ってしまう。もしかしてそうやって無駄な参入を減らすのが思惑なのか。
言ってはいけない 残酷すぎる真実
一時期話題になった本。聞いた人が不快になるような、でも事実であることを書いたとのことだが、言われていたほどcontroversialな印象は受けない。一応いずれも調査やデータを提示してあり、やや当てはめ・一般化に難があるものもあるが、そういう説があるのねと聞けば良いものと受け止めた。
