佐藤栄作首相の軌跡は、まさに「戦後外交」。総決算には至らないが、安保改定、沖縄、中国との関係も手をかけようとした。
産経新聞のバンキシャたちがブレーンになり、学者の若泉敬が佐藤総理の指示も不明なままに沖縄返還の交渉をしていた官邸の状況が描かれる。著者は若泉さんにかなり手厳しいが、元バンキシャにはそうでもない。
非核三原則のうち、持ち込ませない、について佐藤本人はネガティブで、中曽根康弘氏の強い推しで施政方針演説に入れたというのは、本当にそうなのかわからないが、興味深い。
佐藤栄作首相の軌跡は、まさに「戦後外交」。総決算には至らないが、安保改定、沖縄、中国との関係も手をかけようとした。
産経新聞のバンキシャたちがブレーンになり、学者の若泉敬が佐藤総理の指示も不明なままに沖縄返還の交渉をしていた官邸の状況が描かれる。著者は若泉さんにかなり手厳しいが、元バンキシャにはそうでもない。
非核三原則のうち、持ち込ませない、について佐藤本人はネガティブで、中曽根康弘氏の強い推しで施政方針演説に入れたというのは、本当にそうなのかわからないが、興味深い。